喘息って何? 034

喘息は、気管支などの空気の通り道(=気道)が、炎症によって狭くなる病気です。

気管支

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院やインターネットなど沢山の情報がありますが、病院の情報は発作や症状がない時でも継続的に治療が必要となっています。
また、病院で「喘息は体質だから一生付き合っていくものだ」と言われて、悔しい思いをされる方が大勢いらっしゃいます。
それは本当でしょうか?
うちへ来られた方のほとんどが薬を使わず、使っていたお薬を減らし、その内に必要なくなります。
ある程度の間隔でケアされていれば、何年も発作は起きず運動もし、風邪もひかなくなるのは何故なのでしょう。
継続的に病院での治療は、いらなくなった。
そして、体質が変わって嫌な喘息とは縁が切れたという方が大勢いるということは、医学の常識が間違っていたという他ありません。
要するに、原因さえ無くなれば、喘息で咳をする必要がなくなるということに他なりません。

喘息発作の原因は肺の防御

先ほども言いましたが医学の考えでは、気管支などの空気の通り道(=気道)が、炎症によって狭くなる病気。

人の身体のシステム正常に働いているとしたら、その発作自体を止めることは自ら正常な防御システムの破壊していることになります。
乱暴な言い方かもしれませんが、咳でチリやホコリを肺に入れない為に、必死で肺を守っている
すなわち防衛軍は正常な働きをしているから発作を起こすということになります。

気管支、気道システムのトラブル=咳

喘息発作は、息も出来ないくらいの咳が続く訳ですが、気管支が炎症するということは、乾いているから炎症すると言っても過言ではありません。

咳風邪を引きやすい季節はいつですか?と聞かれれば、皆さんの答えは冬ですね。
何故ですか?空気が乾燥しているからです。

風邪の一つの症状に咳がありますが、空気が乾燥していたら、気管支の粘膜も乾燥し炎症を起こします。
健康な状態なら粘膜の繊毛(粘膜のうぶげ)が、しっかり潤っているのでチリやホコリを粘膜でしっかり吸着し、繊毛運動により痰として身体の外へ追い出してくれます。
しかし、粘膜の条件が悪い=粘膜が乾いている=粘膜が炎症している、となれば肺を守る為「何とかして、チリやホコリを外へ出せ」という命令が下るわけです。

この時の反応が咳ですね。
運動場で砂ボコリが立った時と同じ身体の行動です。「肺にホコリを入れるな!→空気の通り道=気道を閉じろ、入ったホコリは咳で出せ」
こう考えると正常な防衛システムは、しっかり働いているわけですから「気道システムを確認せよ」という上司からの命令に対しては、「動作確認しました動作に異常はありません」というほかありません。
自然の摂理から考えると、身体は常にホコリを肺に入れにくくするための防衛策として、気道が狭くしてくれていると考えられるのではないでしょうか。
喘息吸引これを、医学はシステムに異常有と考え、応急手段として薬(ステロイド)で、炎症を押さえ、気管支拡張剤で無理やり気道を確保する方法を採用しているのです。

喘息の原因は粘膜の状態が悪い

粘膜の状態が悪い = 粘膜の渇き → 炎症 → 咳の発作 → 応急手段薬
しかし、これはあくまでも一時しのぎの応急処置 = 対処療法ですから、度々再発することになります。
それだけではありません。
最初はっ少なかった原因がだんだん増え、「ハウスダストもダメ」「ペットもダメ」「風邪を引けば発作」「ダニもダメ」「花粉もダメ」など
  
もう皆様、お分かりだと思いますが、粘膜をいい状態にしてあげられることができれば、発作を起こす必要がありません。
粘膜の状態が良い = 粘膜が潤う → 正常な繊毛運動により、痰でチリやホコリを身体の外に排出できてしまいます。
これが健康な状態です。

気道システムの応急修理を何度も続けているよりも、根本から解決されることを願っております。

本日の記事は、大阪市在住 20代女性の質問に対する回答です