喘息と副交感神経 070

皆様もご存知のように、喘息とは咳が発端として起こり、呼吸困難を繰り返す病気ですね。
気管支の周りにある筋肉が痙攣(けいれん)をおこす為、気管支が収縮し空気の通る道が狭くなります。
また、気管支の内側には粘膜があり、その粘膜が浮腫むため、これも空気の通る道は狭い状態になります。
このように空気の通る道が狭くて通りにくくなることが問題点です。

喘息の発作は夜に起こりやすい

喘息の発作は昼よりも夜に起こりやすいですね。
これには自律神経のかかわりが大きく買関わります。
なぜなら、気管支の通り道を狭くしたり広くしたりするのが、自律神経の役割だからです。
自律神経とは内臓を含め体の機能を、意志とは関係なく働かせてくれている神経のことです。

交感神経は起きている時に、体を動かすために活発に働く役割があります。
反対に副交感神経は寝ている時に体をリラックスさせるために働く役割を担います。

気管支の通り道を狭くしたり広くしたりするのは、交感神経と副交感神経が司っています。
お昼に体を動かすの為多くの空気を必要としますので、交感神経を優位に働かせて空気の通り道を広くさせます。
逆に夜は、からだを休めているために沢山の空気を必要としないので、副交感神経を優位に働かせて空気の通り道を狭くさせます。
この結果で夜に気道が狭くなるために、夜に発作が起こりやすくなります。
喘息の自然治癒改善例は、こちらから 

当整体院では、自律神経のバランスを整える施術の他、呼吸に関係の深い筋肉群を効率的に緩め、気管支に流れる血流を元に戻すことにより、多くの喘息を抱える人たちを、自然治癒改善に導いています。

喘息を含むアレルギー全般でお悩みの方、解決されたい方は、箕面アレルギーセンターまでご相談ください