アトピー脱ステロイドのリバウンドについて 044

塗り薬

脱ステロイドについて

病院、皮膚科のアトピー対策は、第一選択はステロイドを使うことですね。
医療文献を見るとアトピーに多量のステロイド薬を長期に投与を続けると、脂質異常症(ししつ・いじょうしょう)をおこすことがあり動脈硬化になりやすく、放置すると心筋梗塞(しんきん・こうそく)につながる恐れもありますなどと書かれています。

また、東洋医学では血の流れが滞りがちになり汚れた血液のことを於血といいます。
不適切な食習慣で血液中に脂質が増加すると、やはり「血」の流れが滞り、於血になり易いといわれています。
ということはステロイドによる脂質異常も、汚れた血すなわち於血ということになります。
皮膚が綺麗になることだけを目的とし、長期間ステロイドを使用していると様々な副作用が起こることもうなずけます。

かといってステロイドを大量に使用していたり、長期間使用しているのを一気に中止すると大きなリバウンドと戦わなければいけません。
ここがアトピー患者さんのつらい所であり頑張り所であるんですね。

リバウンドについて

脱ステロイドを実行したら多くの人はにリバウンドが起こります。
この時点で病院や皮膚科に行くと悪化したということになり、せっかく脱ステロイドを使用と思っているにも拘らず、また強いステロイドを大量に使うことになります。

リバウンドは、気が狂いそうなくらいの痒みが襲ってきたり、皮膚は以前にもまして荒れてきます。
そして浸出液(リンパ液)が出たり、掻いたところから出血したり

これらの状態は何を意味するのでしょうか。
ここの所をよく理解しておかないと、つらさを乗り越えるのが難しくなります。
その前に大前提として知っておきたいのが、アトピーとは皮膚を通した解毒であるということ。
通常、人の身体は血液やリンパ液をその他の体液全般が汚れきってしまうと、様々な病気や身体の不調が起こります。
こうなると大変なことになるので、体液全体を綺麗にするための非常手段として、比較的出しやすい場所にある血液やリンパ液を皮膚から出す様になっています。
お風呂の水を変えずにずっと使っていると汚れてきますね。
汚れたら水を入れ替えなくてはいけないのですが、排水溝が詰まってしまうと何とかして水を捨てないといけなません。
洗面器などで水をかきだすとかしないといけないのです。
このように汚れた血液を皮膚から身体の外に捨てるための出血、汚れたリンパ液を捨てるための浸出液になります。
また、皮膚を掻いて出血させたいがために痒くなるという自然現象なので、つらいでしょうが身体はなんとかして正常な状態に戻そうとしていることなので頑張って下さい。

ステロイドを使って一時的に抑えたとしても、汚れた血液を捨てないで身体の中に閉じ込めているのと同じことなので、いつかは外へ出してやらないといけません。
アトピーでステロイドを使い悩んでいるあなた、あなたのその汚れている血液、リンパ液いつ外に捨てますか?

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アトピーの自然治癒を一言で表現しますと、汚れた血液が血管で詰り皮膚の新陳代謝が悪くなり、不健康な皮膚になっている。
綺麗でいい血液を届けてあげることができたら、いい新陳代謝となり健康的な皮膚に戻ることができます。

アトピーでお悩みの方、改善されたい方は、箕面アレルギーセンターまでご相談ください。

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